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2017年08月15日

149 〈終〉夏の忘れ形見 さちの娘みち11 ❀三月さくら2017❀  【三月さくらZ-3】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼
アガパンサスは見ていた。


“星の家”には
キューピット役が好きな
妖精がいるようです。
そして、そこに集まる人たちも
同じみたいですね★


 昂輝とみちは顔を見合わせた。昂輝が言った。
「一回くらい、普通にデートしたいんです。前に俺がもっと男らしく誘っていれば、きっとできたはずのことですから…」と、昂輝はまっすぐ初樹を見つめた。
 初樹は二人を見てから言った。
「じゃあ、みんなから知恵をもらおう。来て」
 初樹は、二人を中央のピアノの横に立たせた。志幸に何か耳打ちすると、ここでは暗示的に何かすぐわかる曲を、一フレーズだけ弾いた。
 皆が意味を悟り、ピアノに近付いて来た。それは、以前星の家≠フ集まりが定例化した際、星矢と葉摘の姿にインスピレーションを得て、治郎が作った曲、告白≠セった。
 なんの曲か知っているみちは、顔を赤らめて俯いた。
 さっきまで隠れていたに違いない志貴が、どこからともなく現われて、昂輝の背中を叩いた。
「志貴、どこにいたんだ?」
「お、手を繋いでるの?ほら、今日は絶対来て正解だっただろう」と、笑顔の志貴は何度も昂輝の体を叩いた。
 皆が注目したところで、初樹が発表した。「新しいカップルの誕生だ!」
 皆が拍手と、口々に祝福の言葉を言った。志幸は改めて先ほどの曲を弾き始めた。
「さて」と、初樹が言った。「彼らが外でデート出来る方法を、みんなで考えてほしいんだ。上手に変装させてくれないか」
 麗美が娘の初花に言った。「それを取って、貸してあげて」
 初花は眼鏡とかつらを取った。たちまち、さらっとしたきれいな髪の、目元が涼やかな初花の素顔が現れた。
 彼女はにっこり笑うと「はい、みっちゃん」と、それを渡した。
「ありがとう、はっちゃん」従姉妹はにっこり笑い合った。
 初花の変装に驚いたのは、大木だけだった。彼は言葉もなく、彼女の真の姿をまじまじと見つめていた。
「俺はこれ持ってますから」と、昂輝はサングラスを取り出して掛けた。
「うん。かっこよすぎるね。もっと目立たなくして」と、初樹が言った。
 さっと眼鏡を出しきた少年を見て、昂輝が言った。以前ここの集まりで顔馴染みだった子どもではないか。その頃は小学生だったが。「もしかして…」
「覚えててくれた?志郎だよ」
「背が伸びたな。中学生?」
「小6。それ、度は入っていないから。虫除け防止に外でしているんだ」
 “虫除け”が必要な年とは思えない志郎だったが。その眼鏡は、美しく成長した少年を目立たなくするには、とても優れたデザインだと思われた。言葉を変えれば、不思議と少しダサくなるようだった。帽子とシャツも加えて、昂輝の変装も完成した。
 皆に見送られて、二人は出掛けた。彼らは手を繋ぎ、それぞれのグラスの中の、本当の瞳を見て、笑い合った。
47

かつて、ここで出会い
愛を告白し合ったカップルが
年を経てまた次の世代
そのまた次の世代も…
いつでも 皆「愛」が一番好きです。
今回登場した志郎が成長し、
最終章の主人公として登場することとなります。
引き続き、↓次の回もご覧ください。






ゆらめき。


昂輝とみちのカップルが
誕生し、
そこにいるもの全てを
初々しい幸福感で包みました。
彼らのデートを見送った後、
かつては“星の家ファミリー”の末っ子だった初樹の
愛妻、麗美との会話です★


 麗美が傍らの夫、初樹にそっと言った。「彼、あなたに似ているかもね」
「そうか?どこが?」
「なかなか言い出さなかったところ」
「…」初樹はふっと笑った。「そうだったかもね。君は俺には高嶺の花で、お義父さんのことも怖かったしさ」
「パパが怖かったの?ふーん」
「今は奥さんの方が怖いけど」
「それはないでしょ」
「ねぇ、俺って怖いかな?」
「どうかな。貫禄はあるかな、初めてデートした時に比べたら」
「学生の頃の話を持ち出すなよ」
「あなたは、とっても優しいけど、厳しさがあるじゃない、真っ直ぐというか、それが昂輝君には怖く感じたかもね」
「昂輝と俺って似てる?」
「うん」
「イケメンだしな」
「そっちじゃないでしょ」

 “星の家”は、初樹がまだ学生の頃、熱い憧れをもって麗美を見つめていた頃と変わってはいなかった。古くなった店舗は改装を重ねていたが、昔の趣はそのままにしてあった。
 みちの祖父の治郎や、父の志道が弾いていたピアノ。今もあの時と変わらないようだった。志道の末息子の志郎は自分も軽く数曲弾いた後、兄の志幸と志貴を手招きした。
 ピアニストとしては地味な長男、志幸だったが、俳優としてそこそこ顔が売れるようになった志貴と共に連弾で演奏すると、それがなかなか好評で、イレギュラーで二人で演奏会をするようになっていた。志音が自分では弾かない曲を、彼らがカバーすることも多かった。
 志音が繰り返し自分の曲を弾かないことにかけては、一貫して変わらなかった。旺盛に創作活動に没頭していたから、このままでいくと父がピアニストデビューした年を迎えるまでに、父の生涯の作品数を越えそうだった。

 仕事もプライベートもいつも一緒の、いわばオシドリ夫婦ともいえる初樹と麗美は、まださっきと変わらないような会話を交わしていた。
「俺が昂輝と似てて、昂輝がシド兄と似てるなら、俺とシド兄も似てるってこと?!」初樹が嬉しそうに言うと、麗美はあからさまに否定はしなかった。全然違うタイプであることは確かだが、似ているところがないわけでもなかったから。“星の家”に縁する男性は、なぜかとても一人の女性に一途なところがある。
「…」
「それ、否定の沈黙?俺にとってシド兄はひとつの目標でもあるからさ、いつまでたっても」
「否定なんかしないわ。仕事ぶりは兄さんのように大胆になってきたと思うわ、バリバリ楽しそうにやってる。でも…」と言い掛けた麗美の言葉尻を遮るように初樹は言った。
「そうだろ。長く一緒にいたんだ。やっぱ、俺とシド兄が似ているって言えば…」
「イケメンのところだって言いたいの?」
「さすが、奥さん」
「…今にも兄さんが現われそうな気がする。今、ツアーを終わって成田から直行したんですよ、なんて言って」と、麗美は言った。
 志道によく似た息子たちが、替わり替わるにピアノを弾いていた。ピアニストはちょうど志音にバトンタッチするところだった。きっとこの後ずっと彼の独壇場になることだろう。
「シド兄はここにいるよ、きっと」と、初樹は誰をも、つられて顔をほころばせる最高の微笑みを浮かべて言った。
48

亡くなった志道のことは
こうして時折
口にしているんでしょう。
子どもたちもすっかりお年頃になりましたが…
明日は最終話です。
引き続き、↓次の回もご覧ください。






公園のアガパンサス。


今日は最終話。
夢見る女の子だったみちが
いつの間にか
自分の人生を歩む女性となったのも
愛が原因でした★


 何もかもがバラ色に変わるということがあるとしたら、映画や小説の中の幸せなヒロインにだけかと考えていたが、女と生まれてきたのなら、一度はそんな魔法のような時を持つことがあるのかもしれない。
 あの夏、早朝の畑で昂輝に声を掛けられた時のことを、みちは鮮やかに思い出す。
 夏が好きだったのも、夏野菜が好きだったのも、ずっと前からだったはずなのに、その夏からは確信に変わった。もう一度カメラが回り始めれば再現できるシーンのように、心に焼きついていた。
 確かな恋人となった今とどちらがいいかと聞かれれば、今の幸せを取るだろうが、あのひと夏は特別な思い出になった。
 あの頃から何かの予感があった。
 ずっと一緒にいたいというような思いを持っていた。確信ではなかったから、口には出さなかったのだが…。
 雨が降り出す前には、すでに雨雲が掛かり、雨の雰囲気を連れてきているのと同じように、昂輝がそこにいるだけで、温かく一途な彼の思いがきっと伝わってきていたのだろう。

 昂輝は、後日みちの母と祖父母を訪ねた。そしてもう一人、みちの弟、志郎も彼を待っていて、姉が祖父母を呼びに行っている間に、まるで主人のように昂輝にソファーを勧めた。
「これ、ありがとう、とても役に立ったよ」と、昂輝が伊達眼鏡を取り出した。
「そうでしょ。それはあげるよ。サイズが大人用だったから、僕はまた買ってもらうよ。麗美叔母さんが知ってる店なんだ」ちょっと怪訝な顔をする昂輝に、志郎は、ませた口調で言った。
「今はね、小学生の女の子もうるさいんだよ。男子を見た目で判断するからね。キャーキャー寄られたら何もできないしさ」
「だから“虫除け”?」
「そう。姉さんもずっと伊達眼鏡で通してたんだよ」
「そうだった?」
「昂輝さんがアメリカに行ってからかなぁ。芝居のレッスンも熱心に始めたしさ。今までほって置くなんて、ちょっとかわいそうだったよ」
「叔父さんにも志貴にも脅されてたしね」
「僕に相談してくれれば、もっと早くまとめてあげたのに」
「そうだね」昂輝は微かに失笑したが、志郎の言葉はまんざら嘘ではないだろうとも感じた。そういう不思議に惹かれるものを持った少年だった。
 みちが祖父母を伴って現われ、さちがその後ろからお茶のトレーを持ってやって来ると、志郎はうまく間合いを見るように退散していた。
 みちの祖父母、治郎と陽子は、年は取っても若い頃の面影を持ち、更に年と共に風格を増したようだった。
 みちは微笑んで一旦は祖父母の横に座ったが、祖母に促され、昂輝の横に移った。彼と目と目を交わすと、幸福と恥じらいの混じった表情を隠せなかった。二人が隣合わせに座るだけで初々しくも嬉しそうなのが、誰の目にも見て取れた。
 治郎たちは、朗らかに接してくれ、初樹や志貴が、自らのことを良く伝えてくれていたことを、昂輝は改めて知った。
 治郎の話は、聞いていた通り長かったし、繰り返し同じ話も混じっていたが、昂輝にはその日初めて聞く内容でもあったし、温かいもので胸が満たされていた彼には、あまり気にならなかった。
49

〜夏の忘れ形見〜
「さちの娘みち」に
お付き合い頂きまして
ありがとうございました🎵

「三月さくら」は
第Z部目を数えています。
三代に渡る愛の物語。
最終章は、ここにも登場した志郎が
主人公なります。

さて、「❀三月さくら2017❀」の再連載は
いったんお休みにして、
明後日からは
タイムパラドックスのファンタジー
(といえばあれですが…)
をお送りします。
お楽しみに
登場人物の確認は家系図をどうぞ。 
(さちの父、志道が亡くなった頃の家系図。この物語は、数年後の設定です)
  「三月さくら」シリーズ 前後のお話は こちらから。



よいい一日 よい夢を

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写真は:アガパンサスは見ていた。
ゆらめき。
公園のアガパンサス。
by (C)芥川千景さん
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プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に、書き溜めた小説を編集し始め、その後ブログをはじめました。
ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。

見えない世界、霊界、神様について、人生については、もう一つのブログをどうぞ。
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2017年08月14日

148 夏の忘れ形見 さちの娘みち10 ❀三月さくら2017❀  【三月さくらZ-3】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼
5794226アガパンサス by D-cuprio.jpg


さて、みちの婚約者の発表は?
有力候補がいたはずですが…
昂輝とみちの会話の続きから★


「ここには来てもいいって許可はもらえたんだけど、志貴までも、叔父さんたちが選ぶ相手の方が君を幸せに出来るって言うんだ。
 どうしたら俺が認めてもらえるか考えて、俳優に本腰を入れた。何かこれってものを掴めるまでは、君とは会えないと思ってたんだ。覚悟がゆらむから。
 ごめん。この間の打ち上げでも素っ気なくして。君の気持ちも知らなかったし、志貴からいよいよ君の婚約者が決まりそうだって聞いてたから、今日あたり来てるだろうなって思って、ここに来るのも全然気が乗らなかったんだ」
「私の婚約者って?! 」
「さっき紹介されてたんじゃないの?君の叔母さんと一緒に話してたよね。大木とかいう…」
「ああ、大木さんなら、従姉の相手にどうかと言われてる人よ。私のために誰か他の人が呼ばれたことはないわ」
「どういうことだろ。さっき社長が…」
「叔父さんがこの部屋に入る前、言ったのよ。『さぁ、ずっと王子を待ってたんだろう?中にいるよ』って。ねえ、叔父さんが、ここに来るように言ったんでしょ、今日も」
「うん」
「前の時もここに来るのを許可されたって」
「志貴の友人としてだよ」
「ここには、ただの友だちを簡単に招待しないわ。家には呼んでも、ここに来るというのは、なんというか…」
「どういうこと?」
 聞きながら、昂輝は理解できたような気がした。ここに呼んだ初樹の意図も。自分はとっくに許可されていたんじゃないか、きっと。
 昂輝はみちににっこり笑い掛けて言った。「行こう。君の叔父さんに話をしなければ」
 彼はみちの手を引いて、初樹の許に直行した。その場にいた者たちは、皆そのカップルに注目した。皆が心の中で応援していた二人だったから。
「出来たの、告白」と、初樹は言った。
「ええ」昂輝はいっぱいになりそうな胸で、息を吸い直すと言った。「…あの、お願いがあります。…みちさんと、お付き合いさせて頂きたいんです」
「君が健全に付き合うと約束するなら」
「はい」
「ようやく出来た」
「?」
「長い間、ヤキモキさせて。みちが王子をずっと待ってるのに、見かねてたんだ」と、初樹は笑顔で言った。彼の傍らには麗美が来ていた。「この人も、みちの相手は君以外有り得ないって、入れ込んでてせっつくし、俺も間に挟まれて気をもんだよ」
「俺のこと、認めてくれてたってことですか?」と、昂輝。
「だから、ここに招待しただろう、渡米前に」
「そうゆうことだって、俺は知らなくて…。どうして言ってくれなかったんですか?」
「最初は言わないのがルールだよ」
45

昂輝は二年前の最初から
さちの婚約者候補だったんですね。
本人だけ知らないまま…。

引き続き、↓次の回もご覧ください。






41989141_v1341507253.jpg


叔父の立場として
みちと昂輝に
OKを出した初樹でしたが…★


「君がどういう男か知るための期間が必要だったし。いい奴だから認めてもいいかと思っていたら、渡米するというし、勉強するのを邪魔するのは、なんだし…」と、初樹は弁解を連ねた。「みちとの相手役に決まってからは、役に集中させたかったしね。言ったら、役どころじゃなくなってたろ?」
「まぁ、そうですが…。社長も、志貴も、人が悪いな」昂輝は言いながらも、もう気にしていないようだった。「以前、生き方をワイルドにしろって、言われたでしょう?すっごく刺激になりました。今もあんまり変わってないですけど」
「まぁ、ワイルドって柄じゃないよな、君は。でも、別の意味で男っぽくなったと思うよ」
「はぁ」
「君を見ていると、シド兄、…みちの父親を思い出すよ。一見、ストイックで真面目風なんだけど、けっこう型破りというか、マイペースなところもある人だったんだけどさ…」
「みちさんのお父さん…?」
「どことなく似ているよ」
「パパに似てるかな?」と、みちが口を開いた。「どんなところが?」
「男前のところとか」と言って初樹は笑った。「うーん、そうだな、言い出したら聞かないところかな。一途というか、頑なというか…」
「そうね、奥さんに一途な人だったものね」と、麗美が思い出すように言った。
「会いたかったですね」と、昂輝が言った。
「君は、会えなくてよかったよ。生きてたら、絶対みちを手放すわけがない。難癖を付けて、ねちねちいじめたかもしれない」と、初樹が笑った。
「いじめてたのは、あなたじゃないの?」と、麗美が言った。
「何を言い出す。君が肩を持つのはわかるよ、昂輝はイケメンだからね。言っとくけど、最初会った頃は、まだ甘いマスクでなんでも許されるって感じの、うぶいだけの奴だったんだから」
 昂輝は、初樹たち夫婦のやり取りを聞きながら、心が、霧が晴れるように晴れ渡ってくるのを感じていた。自分に自信がないから、逃げるようにここを離れていたのに、そんな自分を待っていてくれて、こうやって受け入れてくれる。そんな温かさに、昂輝はようやく気付いていた。
 初樹はまた昂輝の方に向いて言った。「それから、みちの母親にも、早めに挨拶に行くこと。お祖父さんとお祖母さんも待ってると思う。お祖父さんは話が長いと思うけどね、しっかり聞くんだよ。このコミュニティーの神様的存在の一人なんだから」
「はい、わかりました。近いうちに、丹野家に行きます」と、昂輝は律儀に答えてから、切り出した。「あの、二人で外に出たいんですけど、今」
「今?!外で君たちが会うのは、まずいんじゃないか?」


2010.07.02 和泉川 アガパンサスの小道

46

無名の頃のデートの約束。
今、それを果たそうというのは
無茶そうですが…
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ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
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2017年08月13日

(詩) Happy Bride 叶えたい (八月の花嫁) 2017


どうして花嫁というのは
涙を流すのでしょう。
幸せなはずなのに。
真夏の日の結婚式──★ 

レースフラワー♪



「 Happy Bride 叶えたい 」 
(八月の花嫁) 

 

始まりは 笑顔で 
晴れ渡った夏空の下 
拍手の波に押されて 
はずむ思い 
早まる鼓動 
恥じらいと  
はにかみの 
ハーモニー 
花嫁の求めるものは… 

Happy Bride 叶えたい
話してくれた夢
Happy Bride あなたへと
走り出した心
Happy Bride 今までの
ハードルはどれも
八月の花嫁 あなたと共に
始まる未来のため

花嫁は今 
はち切れそうな幸福で満たされ
Happy Bride 涙混じりの
ハピネスはこれから




八月の「は」の頭韻を踏んでます。
「三月さくら」に挿入させようとして
考えたものですが、
季節がずれ込み使えませんでした。
いずれ八月の花嫁を登場させたいですね。

笑顔で始まった結婚式。
宴が進むにつれ、
花嫁の目に涙が…。
「八月の花嫁」というテーマですから
分かりやすい詩に
なったのでは、と思います




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「季節の詩 愛の詩2017」一覧

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