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2018年02月19日

36 《雪洗YOU禅物語’18》 人魚姫の日記 <片寄せる波>7  〜香苗・成長篇〜



小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼
ゆきあらいゆうぜんものがたり
きっと・・・


いよいよ成人式、
そして卒業式
香苗の振袖姿は…★


《九年目》
  1月15日

成人式でした。
お祝いの日だったから、とても楽しかった。
最高の日。
それ以上望むものなんて、ないはず。

今までで、一番気に入った着物、
初めての振袖を着て、
一番好きな人にも見てもらって、
きれいだよとも言われて、
写真も撮ってもらって、
デザートつきのお食事もして、
もちろん二人きりではないけど。
大好きな友達と一緒なんだから、
とても楽しかった。

環ちゃんが一緒で、嫌だったことなんて、
神に誓って絶対ありません、ってやっぱ言えない。
環ちゃんがいなかったとしたら、
何を話したらいいかもわからないはずなのに。



  3月21日

短大の卒業式。
パパもママも遼君も仕事で、ママですら休めないって。
電車で行くつもりしていたのに、
圭兄ちゃんが車で送ってくれることになった。

なんだか目立ってしまってるような気がして、
恥ずかしかった。

謝恩会で、啓子たちに
圭兄ちゃんのことでいろいろ言われた。
「三十まで独りでいるのはあやしいよ。
本当に彼女もいないの?
だったら、かなのことねらってるんじゃない?
大人になるのを待ってたとか」
なんて啓子が言ってた。

圭兄ちゃんは、そうだ。
綾香のお姉ちゃんとの話はあったけど、
いつも女性には興味がない感じで、
お付き合いした人の話もきいたことがない。

私のことを…って、そういうことありなのかな?

私は京都で、圭兄ちゃんがどう過ごしてきたか知りたい。
何を感じて、何を考えていたのか。
何が私にとって大切なのか。
私はお兄ちゃんへの愛を確認したい。
…愛って書くのも、初めて。



ベゴニア♪〜


《十年目》
  3月20日

京都に来てもう一年。
四季を過ごした。

社会人として一生懸命、仕事や人と関わった。
大切なことをたくさん発見した。
お兄ちゃんも寂しかっただろうな。
つらいことがあっただろうな。

こちらに来て、海が見れないのが、つらかった。
今でも慣れない。
一年間で、もう充分すぎるくらい、わかってしまった。

私は本当に圭兄ちゃんを大切に思う。
とても愛している。やっぱり。
お兄ちゃんも私のことを大切に思ってくれている。
きっと。

竹内家にお世話になって、私も家庭の有り難さを知った。
竹内家のお子さんも、うちとおんなじで、
お兄ちゃんが二人と去年の二月に生まれた女の赤ちゃん。

私もその幸せな家庭に一緒にいさせてもらって、とてもよかった。
赤ちゃんのお世話は大変なことも多いけど、
そのお手伝いができて、幸せだった。

名残惜しいけれど、圭兄ちゃんの近くに帰ろうと思う。
お兄ちゃんも私がいない間に何か気づいてくれたら。
それとも私のことなど何も思っていないなら、
それも、もうはっきりわかるはず。
82

香苗の心情がいじらしいので
作者はこの日記に
いつも涙してしまいます。
ハッピーエンドはまだまだです。
引き続き、↓次の回もご覧ください。






ささやく春・・・


日記も佳境に迫ってきました。
圭一の心がはっきり見えない中
恒彦を紹介された香苗の本心は…★


  (10年目)3月29日(土)

着物の雪洗の創業祭。
何もかもがよかった。
環ちゃんの日舞もとても素敵で、
ベンも喜んでいたし。
二人はきっとうまくいく。

そして、圭兄ちゃんが私を誘ってくれた。
明日十時に待ち合わせた。
だから、何もかも今日はよかった。



  3月30日(日)

圭兄ちゃんとの待ち合わせと思って行ったのに、
お兄ちゃんは一人ではなかった。
昨日紹介された従弟の植野恒彦という人が一緒だった。

お兄ちゃんはほとんど話さず、
ほとんどその人がずっとおしゃべりしていた。
お兄ちゃんがその人と私をつき合わそうとしていると知って、
今だにとてもショックで、何も考えられない。
私もわけがわからないうちに、
その人は私ともう約束したという。
ただの一言も答えてないのに。

朝まではあんなに嬉しかったのに…。
 
待ち合わせ場所に行った時、お兄ちゃんが座っているのが外から見えた。
携帯をいじっていた。それがお兄ちゃんの癖。
そして、立つ時には置き忘れるのも、よくあるお兄ちゃんの癖。

その時、携帯を胸に押し当てるようにしていた。
後で圭兄ちゃんが席を立った時、
いつものように 忘れた携帯を見てみると、
いきなり私の成人式の写真が出て来た。
kanaというフォルダーの中に三枚、
日舞のと成人式のと昨日環ちゃんと撮ってもらったのが入っていた。

あの時、携帯を胸に当ててギュッと押さえていたのは、
もしかして…。
これが、今の私の微かな希望。


雨の日に・・・



  5月10日

4月からの新しい職場は、やっと慣れたけど、
やることがいっぱい。愚痴をこぼせる相手もいない。

また気が重いことに、週末となると植野さんから連絡が入る。
メールもしょっちゅう。
最初にちゃんと断ったはずなのに…。
他の用事を作ったり、友だちと会うことにしたり、
疲れていると言って逃れようとしても、
やはり会わないでいるのは申し訳なくて、
話も合わせないといけないし、
どこに行こうと言われても気が乗るわけがなく、
植野さんには悪いけど、
圭兄ちゃんの紹介だから無理に合わせようともしてみたけど、
やっぱり苦痛。



  6月5日

もう、電話はなくなったし、
メールも一切返さないことにした。
環ちゃんたちのいとこだから、
むげにはできないと思っていたけど。
植野さん、ごめんなさい。

こちらに帰って来たら、
圭兄ちゃんと会えると思っていたのに、
いると分かっていても、近づけない。
何気ないふりで雪洗屋に行って、運がよければ、
ショーウィンドーから、圭兄ちゃんの姿を見ることができる。
でも、社長さんになったから、ほとんどお店にはいない。
日舞もやめてしまったし、
元通りになるのは、不可能みたい。
子どもに戻れないのと一緒。
83

圭一が季節の移り変わりも気づかないで
香苗を失ったと思い、
うちひしがれていた頃
香苗はもっと辛かったのかもしれません。



よい一日 よい夢を

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雨の日に・・・
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「雪洗友禅物語」の登場人物と
あらすじは ↓ から
「雪洗友禅物語」登場人物

雪洗 家系図1
作品講評*あらすじ*「雪洗友禅物語」



プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に、書き溜めた小説を編集し始め、その後ブログをはじめました。
ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。

見えない世界、霊界、神様について、人生については、もう一つのブログをどうぞ。
夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
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【関連する記事】
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2018年02月18日

(詩2編) どうせ解けてなくなる運命なら ***淡雪のたわ言 2018*** *                  もう 解けてしまってもいいと思ったんだ  〜雪の季節の終焉 2018〜


届くことのない思い…
聞かれることのない思い…。
こんなにも愛しているのに。
彼の思いは今日を限りに
きれいに消えていきます。
とうとう
時間は来てしまいました。


coco-Aスノーフレーク.jpg


「 どうせ解けてなくなる運命なら 」 
***淡雪のたわ言*** *




どうせ解けてなくなるこの命 
どうせ消えていく運命なら 
一度だけ、思いっきり僕一色の景色に 
変えてみたかった
* * * 

朝起きたら一面の雪景色 
それって感動的だろう 
どうせ消えていく運命だけれど 
君の心にいつまでもきれいな姿で残っていたかった
* * * 
どうせ変えられない運命なら 
消えていくその前に 
その存在を示したかった
* * * 

知っている? 空の雪雲から地上までの距離を
それが僕の君に捧げた真実の心の 生きる時間

どうせ消えていく運命なら
一度だけ、思いっきり僕一色の景色に
変えてみたかった
* * *
どうも季節が味方してくれない
落ちた場所も悪かった
降っても降っても
落ちる瞬間に解けて消えていく雪たち
アスファルトは無情にも
無数のぼた雪たちを飲み込んでいく
* * *

どうせ解けてなくなるこの命
どうせ消えていく運命なら
この一片を 君の肩に降らせて散ってみたかった
* * *
無理な願いだとわかっている
触れることも叶わぬ縁だから
この身は朽ちて 地を潤わせ
また空に昇って行く
* * *

どうせ解けてなくなるこの命
どうせ消えていく運命なら
一度だけ、思いっきり僕一色の景色に
変えてみたかった
* * *





その時の雪は、ぼた雪で
雨で塗れた地面にみんな落ちては消えていき
なかなか積もることはできませんでした。
それでもその日
午後になってからどうにか雪をかき集めて
うちの子犬たちは父犬と一緒に
雪遊びをしていましたが…。
(私はこういう時ネコ派です)

そんな淡くも消えていく雪を見ながら
浮かんで来た詩です。
なぜか、ちょっと切ない詩になってしまいました。






雪の結晶は、
ひとつとして
同じ形はないといいます。
結晶にこだわり続けた、
孤高の人の
心を解かしたものとは、
やはり愛だったようです★


7980273スノーフレーク.jpg



「 もう 解けてしまってもいいと思ったんだ 」
   〜雪の季節の終焉〜



降り続ける雪と、
降り止まない僕の心
雪の季節は終わる
誰も訪ねてこなかった
山深くに 冷たい雪を積もらせて
誰も解かすことのできなかった
解けるはずのなかった僕の心
君の掌に落ちると  
一瞬 美しい結晶を見せただけで解けおちてしまう
もう 解けてしまってもいいと思ったんだ

温かい 人の肌に触れると 
何年も解けない根雪でさえ
春の訪れのように 解け始める
その微笑みを目にすると
こわばった僕の顔も緩む
もう 解けてしまってもいいと思ったんだ

君のために 僕は孤独でいたんだろう
君のために 僕は雪を降らせ続けたんだろう
君の温かさに出会うために 
僕は冷たく凍った根雪の心を持ったんだろう
この雪を きれいだと言ってくれるか
人を受け入れなかった聖域 
純白に覆わせた僕のまごころ
君のために 僕は雪を降らせて来た
雪の季節は終わる
君が開いてくれた僕の心

今までは涙にならなかった 何でもないことが 
美しく見えて 
何でもないことで 感動してる
君の頬に伝う涙は 
僕の雪が解けた分だけ溢れてくるようだ
もう 解けてしまってもいいと思ったんだ

今までこだわって来た プライドも
捨てられなかったものも
解けてなくなるように
なくしてしまってもいい
雪の結晶はひとつとして同じものはないという
そうしてこだわった結晶のひとつひとつ…
もう 解けて消えてもいいと思ったんだ

君の涙が地に落ちると もう解けるしかない…
もう解けてしまってもいいと思ったんだ



1151527スノーフレーク.jpg




降る雪の結晶の一つ一つがきれいなので
手を差し伸べると
きれいな結晶を見ることができたかと思うと
瞬時に解けて消えてしまいました。
衣服などの上ではしばらく雪の結晶を
楽しむことができますが
人の体温はあったかいんですね。
そんなはかない雪の結晶を見ながら
作った詩です。

上の「どうせ解けてなくなる運命なら」
は敗れ去った恋のはかなさのような詩ですが
これは続編でしょうか。
それまで愛を得ることのできなかった孤独な人が
今度こそ
愛に出会ったかなぁというような…。

雪はいろんなインスピレーションを与えてくれます。




よい一日 よい夢を

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上の画像は:スノーフレーク by coco-Aさん
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季節の詩などをもってきていますので
お楽しみください



プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に、書き溜めた小説を編集し始め、その後ブログをはじめました。
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「季節の詩 愛の詩2017」一覧

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2018年02月17日

35 《雪洗YOU禅物語’18》 人魚姫の日記 <片寄せる波>6  〜香苗・成長篇〜



小説 ▼△ 雪洗友禅物語 △▼
ゆきあらいゆうぜんものがたり
さくらの雨


いよいよ、
待っていた年月(としつき)
終わりにする時がきたようですね★


《八年目》
  3月30日

圭兄ちゃんが帰って来る。
会社を辞めて、正式に雪洗の会社を継ぐことになるとか。

どんな顔して会ったらいいのか。
でも、思ったほど私の心が揺れない。
いつもと同じように、
ずっと昨日まで会っていたように会えたらいい。



  4月3日

もう帰って来ているとは知らなかった。
あんなにも会いたかった人、夢にまで見た人が、突然目の前にいた。
今までどうしても会えなかったのに。
現実にそこに立っていた。

小学生の私なら抱きついていたかもしれない。
中学生の私なら、手を取ってぐるぐる回ったかも。
高校生の私なら、感極まって泣いてしまったかもしれない。

はたちの私は、何にもなかったように自然に会えた、
ような気がする。

7年振りに会った圭兄ちゃんは、
私の記憶のお兄ちゃんより少しだけ老けて、
落ち着いたように見えた。
だけど、ほとんど変わらない、私の圭兄ちゃんだった。
戻って来てくれた。

今日は成人式の着物を選びに行った。
私の欲しいのは、爽雲にきまっているけど、
家の家計から許される額ではなさそう。
今まで私の日舞のために、
どれくらいお金が掛かったかわからない。
お祖父ちゃんの年金で、
去年まではなんとかしてもらえたけど、
それもなくなったし。
藤乃のバイトを、少し増やそうか。



雨の中・・・


  4月29日

京都の竹内爽雲先生の工房に行ってきました!

何人もの人が直接下絵を書いていたり、
友禅挿しをしていたり。
こんな手が込んだ工程があって、
着物ができるんだなあと、感動した。
着物が素敵なわけがわかったような気がした。

爽雲先生は、圭兄ちゃんに似ているところがあると思った。
他の人は絶対違うって言うと思うんだけど。
関西弁でよくしゃべる、全然違うみたいなのに。

巨匠、みたいに聞いていたのにとても気さくで、
私に好みをいろいろ聞くので、答えていたら、
私に作ってくれると言うので、びっくりして、
思わず「本当?!」と叫んでしまった。  

本当に爽雲の振袖が着れるんだ。
それも私のために特別に作ってくれる!
夢みたい。
これからは指折り数えて成人式の日を待てる。

お金のことも、圭兄ちゃんが交渉するから
心配するなって言ってくれた。

圭兄ちゃんがやっぱり私のお兄ちゃんでいてくれること、
それはとても自然で落ち着くこと。
私の家には来ないけど、
訪ねていけば必ずいてくれるし、迎えてくれる。
応えてくれる。
そして私の大好きな笑顔で笑ってくれる。

今回京都に行って、
私の知らなかった圭兄ちゃんを発見したような気がする。
どんな風に、京都で過ごしてたんだろう。
80

帰郷篇の裏の部分にまできました
再会しましたが
待つことが終わったわけではないようで…
引き続き、↓次の回もご覧ください。






真っ赤です〜^^


香苗の振袖姿を
見られる日も
近いようです★


  (8年目)10月3日(日)

菊舞の会に、圭兄ちゃんが来てくれた。
お兄ちゃんが大学生の頃以来だと思う。
私と環ちゃんの写真を撮ってくれ、
その後食事にも連れて行ってくれた。

圭兄ちゃんはとても優しい。
環ちゃんと私をあちこち連れ出してくれる。

私は日舞をやめようかと思っている。
ずっと頑張ってきた。
それは、いつか圭兄ちゃんに見てもらいたかったから。
ほめてもらいたかったから。
もちろんそれだけではないけど。

名取にもなっているし、正直もうこれ以上やりたいものがない。
日舞のあでやかな世界は、どうも私にはなじめない。
色恋や艶っぽいものなど、ちょっと嫌だ。

まだまだ芸に終わりがないことはわかっている。
本当は日舞が嫌なわけではない。
子供の頃は何をしてもかわいくできるけど、
この年になると、自分が出てしまいそうなのが嫌なのだ。
もう、限界かなと思う。

みんなにほめられた。圭兄ちゃんにも。
お兄ちゃんはいつも本当に優しい。
天然に優しいのだ。
ここにかながいれば、当たり前のように接してくれる。
いなければ?いない時は、少しは思い出してくれたのかな?

毎年もらった かんざしや髪飾りを並べてみる。
このために続けてきたようなもの。
おかげでいろんなものを知ったけど。

このべっ甲の かんざしは何なんだろう。
環ちゃんとは別にもらった唯一のもの。
私のために特別にって、そう思わない方がいいのかもしれないけど。
でも、ただ懐かしい気持ちになるし、
これを見ているだけで元気が出る。
私の宝物、お守りのようなもの。



なごりの涙?

  12月1日

振袖の裁ち合わせをするというので、
雪洗のお店へ行った。
ため息が出そうなくらいきれいで、
肩に掛けてみるだけで、幸せだった。
これを実際着れるのかと思うと…。

京都から、圭兄ちゃんが直接持って来てくれた。
選んでくれた帯もあった。

お兄ちゃんから、
「かなは、いつも思ったことをやり遂げるよね。
絶対にあきらめないから」って、前に言われたけど、
お兄ちゃんは私の何を見てそう言うんだろう。
手に入れたいものを何でも手にしているとでも思ってるのかな。

確かに振袖のことはとっても嬉しい。
圭兄ちゃんのプレゼントだったら、もっと嬉しいのに。
ここまでしてくれたんだから、
プレゼントって思っちゃおうか。
…そうしよう。

指折り数えて、着れる日を待とう。
圭兄ちゃんに、私の振袖姿見てもらうんだ。
そう、大人になるんだから、最高に晴れやかにいこう!
81

振袖姿を見せることは
大人になった証でしょうか。
香苗の思いと意気が込められてるんですね
「雪洗友禅物語」の登場人物と
あらすじは ↓ から
「雪洗友禅物語」登場人物

雪洗 家系図1
作品講評*あらすじ*「雪洗友禅物語」



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雨の中・・・
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なごりの涙?
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