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2017年09月28日

全編再公開を終えて ❀三月さくら2017❀ 【三月さくらT〜Z】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼

84822515.jpg


昨年の終わりに三月さくらの最終章までようやく終えまして、今年から始めて、ほとんどぶっ通しで再公開をしてみました。これまでも再公開はずっとしてきましたが、三月さくら全編を通してというのは初めてとなりました。
毎日2話ないしは3話ずつで、past postの1か月を除けば約8か月かかったことになりますね。最初は全編の再公開とは考えていなかったので、途中から通し番号をつけたのですが、どこかで間違っていなければ、全部で163記事でした。
この作品は一番の長編であり、ブログのタイトルにもなっている私にとっても大切な物語です。

始まりは“星の家”をめぐるささやかな物語、のはずでしたが、一朗、治郎などの登場人物たちが誰もが主人公を張って勝手に動き回って、結婚して子供や孫まで成長してしまって、その間に死別という出来事もいくつも出てきて、愛したり、泣いたり忙しいお話になりました。

彼らは、親子3代、4代と同じような泣き笑いを繰り返しながら、大きな“星の家”ファミリーを作っています。“星の家”一族です。そして、そこにはすでに伝統と伝説が存在しています。
最終章のあとがきに書いたように、親のしたこと、言葉をまねたように、子どもが孫が繰り返していく、それが「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」というおとぎ話の、本筋かと思います。
どこかに彼らは今もいるのです。

さて、今までの目次は、更新が追い付かなくなって古いままなのですが、いずれ新しくしたいと思います。

とりあえずまた連載をしなければならないと思いますので、明日からは、これもまた独自の世界観をもっている、「ひのくに物語」を再公開でお送りしたいと思います。
この場合、日本という国もありません。「ひのくに」という架空の国のパラレルストーリーです。
どうぞお楽しみに!





             
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プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に、書き溜めた小説を編集し始め、その後ブログをはじめました。
ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。

見えない世界、霊界、神様について、人生については、もう一つのブログをどうぞ。
夢を叶えたい人、カウンセリング募集中!(四柱推命鑑定も可。)
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posted by kuri-ma at 14:31| Comment(0) | ★あとがき・まえがき など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

あとがき《最終章》 “星の家”に棲む妖精  【三月さくらZ-4-3】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼

84822515.jpg


三月さくらシリーズの最終章を終えることができました。
長くもあっけなく、もう終わりなのかと寂しい心でいっぱいです。

“星の家”という現実にありそうで、絶対ないだろうなという、現代には特殊かもしれない「純愛」の生きる場所。もしかしたら、本当に妖精が棲んでいるかもしれない、という気がする、そんな場所が舞台です。
そのほかに、さちの助産院、そして志道とさちの時の舞台にもなった“Jiro’s Home”で、物語は進行します。
3組のカップルから誕生したこのシリーズですが、2代目にはその中からカップルが生まれ、親戚となって、3代目の末っ子・志郎の時になると、一族ともいえる様子になってきました。
はっきり存在しているわけではないのに、彼らは“純愛クラブ”の一員であり、カップルが誕生した時に演奏する曲があったり、プロポーズは同じ店で同じ段取りでやるような申し送りがあったり、月命日には、何かプチ奇跡が起こるとか、伝統と伝説ができています。

志郎が3代目の末っ子なら、一族の中で、恵理は4代目の長女になります。
この最終章の途中で明かされることになりますが、「東京初めてストーリー」という2話からなる短編を紹介していますが、そこに登場する女性が恵理であり、その相手が実は志郎でした。
志郎の気持ちは最後の方までわからないような筋書きにしましたが、実は、「東京初めてストーリー」の中にも、少し、志郎っぽさや、彼の気持ち的なものを伏線として描いています。
東京を案内するように言われ、初めて恵理と会った志郎。叔父さんたちの勧めであるなら、当然、交際を目的としていると、彼ならわかっていたはずです。
そして、恵理と顔を合わせてまんざらでもなかったのか、どこに行こうかというとき、「海山街」とつぶやくのです。これは、“星の家”ファミリーの男性たちが、デート場所を選ぶ時の基準にするもの。初めてのデートとなれば絶対です。
つまり、「海、山、街、どこに行きたい?」ときいたとしたら、『僕は君とデートしたい』という思いが隠されているのです。
そして、父・志道や、叔父・空がそうだったように、好きな女の子相手には、必ず治郎の昔話をして笑わせます。

そして、恵理の母が志道の亡くなる前、恵理を身ごもっていて、不思議な体験をしたといいます。最後のコンサートの時、胎動を通じて、もしかしてと母がインスピレーションを感じています。これは、物語の中でも言っているように、みどりが、星矢を身ごもっているいる時に感じたものに通じるものです。
星矢が一郎の子、葉摘と結婚したように、この子は志道の子孫と縁があるのではないか、と感じた通り、恵理と志郎の縁が生まれました。
それも、生まれる時に、彼がずっとピアノを弾いていたというこんなエピソードまであれば、二人がいずれ縁をもつように運命づけられていたというしかありません。
それにしても、志郎はポーカーフェイスで気持ちをなかなか表現しませんでしたが、治郎や志道がそうだったように、きっと、大胆なくらいに愛情表現していくのが目に見えるようです。

最終章まで終わってしまいましたが、3月さくらの登場人物たちは、いつまでも永遠不滅です。応援してくださり、ありがとうございました。
また、何らかの形で、3月さくらシリーズのお話も書き下ろせたらいいなと考えています。
では、その時まで。

明日からは、この季節に必ずお届けしている、物語の再公開です。

3月さくらシリーズはその後くらいにまた再公開でお届けしたいと思います。


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前後のお話 はこちらから→ 三月さくら 目次
  登場人物の確認は家系図で→ [三月さくら 家系図]

  治郎が亡くなった頃の家系図です
   物語は21年後になります



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2016年10月28日

最終章、本当にスタートします!!  【三月さくらZ-4】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼

2016.06.14 泉の森 バラ


皆様、本当に長らくお待たせしました。

ブログのタイトルでもある「三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり」
このシリーズは完結していませんでした。

プロローグを発表してからも、2年半が経ちました。
明日より、「治郎 志道 志郎」というタイトルで最終章をスタートします。
最終章にのタイトル、というよりはちょっとした節のタイトルとして考えたものなので、
副題にした方がいいかと考え中です。

治郎、志道、志郎の血の流れ、
これは、まぎれもないもので、面白いくらい、その共通点が表れますが、
それぞれの個性も描いているつもりです。

他の“星の家”ファミリーのメンバーたちも
総出演ではありませんが、志道の死から21年たった今の状況を、
登場人物たちが語ってくれることでしょう。

昔のストーリーを知っている人には、思わず含み笑いをしてしまいそうな
シーンが随所にあるかと思います。

その中の一つを紹介すると、三月さくらの一番最初の物語、
「一生懸命な一月、逃げ出しそうな二月」で、
“星の家”のマスター星一の後の妻になるみどりが、
派手に水をこぼし、びしょぬれになるというエピソードがあります。

その時に星一が貸したシャツの行方が、
3、4世代を経て、ようやく明らかになります。
みどりは、“星の家”ファミリーの最長老の
愛すべきお祖母ちゃんとして登場します。

新しい読者の方にも、
きっと新鮮なラブストーリーになることを祈りつつ
頑張って連載してまいります。

主人公の志郎というのは、なかなかつかみどころのない人物で
何を考えているか、読ませないものをもっています。
ですから、物語は彼の結婚をテーマとした物語であり、
当然、志郎の行動を追っていますが、
最後の最後にしか、その気持ちがわからないかもしれません。

三月さくらシリーズの最終章となるわけで、
だいぶ前から構想していますし、
2年半前にプロローグをUPした時に、
続けて連載すべきだったのに、どうしても覚悟が決まらずに、
いつか連載しよう、と思っているうちに
こんなに時ばかりが過ぎてしまいました。

失礼をお詫びしながら、よい作品を心掛けて
共にドキドキ、ハラハラしながら楽しんでいきたいと思います。

今のところは原稿用紙に70枚弱、あともう少し書き加える予定です。
1ヵ月以上の連載になると思います。
どうぞよろしくお願いします。


                        
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写真は:泉の森 バラ
by (C)ひでわくさん
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