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2017年09月27日

〈終〉163 《最終章》 満願成就3 ❀三月さくら2017❀  【三月さくらZ-4-5】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼
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さて、2年半前
どうして二人は
行き違ったのでしょうか★



「今度は断らないで。前みたいに」志郎は再び言った。ようやく自分のことだったと恵理が理解したので、二年半前の話の決着がつけられるのだ。
「あの時はホントに予定があって…」
「嘘だよ、その時間に、君は空いてた」
「間際にその予定が流れたの」
「知らなかったから、誤解した。星の家≠フ集まりにも来ないから、敬遠されてると思い込んだ」
「バイトが決まって日曜は休めなくて」
「うん。後で知った。とにかく、誤解するから、断らないで」
 恵理が思い返すように言った。「…志郎さんには、きっと私の気持ち見透かされてると思ってた。そういうの、お見通しだからいつも」
「自分のことになると、全くわからないんだ。二年前に振られて、振られてなかったみたいだけど…」志郎は笑った。「待ってみようと思ってたんだけどね、その気持ちのどこかに、はっきり振られるのが怖いというか、とにかく君に関してはちょっと平静ではいられなくて…」
「まだ、信じられない。ずっと片思いだと思っていたから」
「僕もそうだよ。愛しているのは僕だけだって」
「子供だと思われているかと」
「というか、君は、愛に目覚めていないっていうか、純粋というか。僕の気持ちには気づかないと思っていた」
「気づくわけないでしょう。ポーカーフェイスなんだし。何にも言ってくれないし」
「そうだね」
「…あの時、また今度って言われたから、待ってたのに…」
「ごめん。君が、予定あると断ったのは、口実だったってすっかり誤解して、ショックだったんだ。それに君もあれから、“星の家”の集まりも、里帰りコンサートすら一度も来なかったじゃないか」
「きっと、あの時は軽く声を掛けただけで、もう忘れちゃったんだって思ってた」
「忘れてなんかなかったけど、ずっと誤解したままだったから。久し振りに、敬老の日の集まりで会って、やっぱり君が好きみたいだと思って、なんとかしなくちゃと思ったんだ」
「それで、どうしてお見合いなの?」
「やきもち焼いてくれただろ?わざと君に見せるように星の家≠ナ会ったんだし…」
「ちょっとひどい…」
「市原講師に話してるのを聞くまでは、君の気持ちはわからなかったよ」
「マスターに聞いたの?」
「直接聞いたよ」
 志郎はあの時、隠れて聞いていたことを、白状した。
「だって、どこにいたの?」
「君が座っていたソファーの後ろさ」
 恵理はおかしそうに笑った。「マスターも隠れてたのよ。どうして二人して」
「マスターはカウンターの下にいたね」と、志郎は言った。
24

明日は最終話です!
そのまま次の回もどうぞ↓

           
           


2016.06.14 泉の森 バラ
  

いよいよ
三月さくら最終章の
最終話を迎えました!
ハッピーエンドの結末。
シリーズの〆でもあります★



「おじさんたちもいけないよ。散々、この二年以上の間、僕にお見合いを受けさせようとしてたんだ、あの手この手でさ。それが急に、君の事を庇って方向を変えるだろう。今度はちゃんと乗ってあげたんだ。せっかくだからね」
「そんなことしなくても…」
「もっと早く言えばよかったって?…叔父さんたちは、自分たちがまとめたと思ってる。いいじゃないか。
 それから、みどりお祖母ちゃんから、聞いたよ」
「大ばあちゃんが?なぁに?」
「僕のシャツ、持ったままだろ?いつか店で濡らした時に貸したやつ」
「…うん」
「お祖母ちゃんもね、学生の頃おんなじようなことがあったんだって」
 みどりが学生時代、冷たいドリンクを入れたグラスをトレーごとひっくり返して、服が濡れたことがあった。後の夫となる星一が、来ていたシャツをさっと脱いで貸してくれた。
 みどりは、それをずっと隠し持って、家で部屋着にして大切にしていたということだ。
「君こそ、黙ってただろ。それに、いつも僕の話を盗み聞きしてただろ?」
「…聞こえてきただけ」
「まあいいよ。いいだろ、もう?」
 二人はその手を取り合った。お互いのことだけを特別に愛する存在を得た喜びで、心は満たされた。
「最近、大ばあちゃんと話したの?」
「うん、取材にね」
「取材?!…ああ、そういえば書きたいことって」
「“星の家”のこととかね、昔の恋バナとか」
「へえ」
「一族の歴史、って難しいものじゃなくて、なんというか、もうお伽話みたいだろ、みどりお祖母ちゃんが話すと」
 祖父・治郎の話を聞きながら育ち、周囲が亡き父の話をしてくれたし、いつも母の傍で楽しい話をすることを心掛けてきた。成長してからは、生前の、初代マスター・星一の話、長寿を全うした一朗の話の聞き役を務めてきた志郎だった。
 治郎、志道、志郎。彼の中には、三代にわたる“星の家”ファミリーのすべての物語が集約されてあるのだった。
 彼が物語を集めていると知って、過去の人たちがやってきて、インスピレーションのように、物語を預けていくのだ。
 “星の家”には妖精が棲んでいて、一族を守ったり悪戯をしたりすると、魔女かもと思われているみどりは言う。また、月命日、そしてもちろん毎年の本命日を大切にしていくと、そういう日には、亡くなった人の魂が、力を発揮するのだという。
「それからね、祈りは必ず聞かれるものよ」
 その日は、父の月命日であることは忘れていなかったが、奇しくも十二回目の満月に当たる日であり、このためにさちや、みどりが願掛けをしていた、満願成就の日であったことは、知る由もなかった。



三月 さくら待つ月、
四月 しあわせの始まり
シリーズの
最終章の最後になりました。
本当にこれで
お別れなんですね。
どうもありがとうございました!

          
 
 
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写真は 最終話:泉の森 バラ
by (C)ひでわくさん
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前後のお話 はこちらから→ 三月さくら 目次
  登場人物の確認は家系図で→ [三月さくら 家系図]

  治郎が亡くなった頃の家系図です
   物語は21年後になります



プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に小説を書き始め、その後ブログをはじめました。
ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。

見えない世界、霊界、神様について、人生については、もう一つのブログをどうぞ。
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2017年09月26日

162 《最終章》 満願成就2 ❀三月さくら2017❀  【三月さくらZ-4-5】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼
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鈍感な恵理に対し、
ついに告白?!
志郎は父の時を越えられるか?!★


 恵理の頭は、まだ混乱していた。よく状況に追いついていかないようだった。
「あの、意味がわからないんだけど…」
「わからない?何が?」
「東京見物じゃないなら、どうして何回も私を誘うんだろって?」
「わからないかな?君とまた会いたいから」
「…」
「だってお見合いの人と…」
「そこにこだわるねー。もう、断った。最初からそのつもりだった」
「へ?
 …お母さんや伯父さんに何か言われたの?」
「言われて決める人じゃないよ、僕は」志郎は、微笑んで恵理を見た。
「今日言うつもりじゃなかったんだけど…」
 志郎は恵理を誘導して座らせると、いったんピアノに向かい掛けて、気が変わったようにもう一度彼女の許に戻った。
 そして、座った恵理の顔を覗き込むと、ゆっくりと口付けをした。
 キス一つで下手な説明よりも多くを説明できることがあるものだ。彼の瞳は饒舌に語っていた。愛情、そう言っても嘘ではないはずだった。
 志郎は、唐突な彼の行為に驚いている恵理に向かってもう一度にっこり笑い掛けると、今度こそピアノに向かって演奏し始めた。
 亡き父志道の最も大切にしている曲、母、さちが今でも聞くと涙してしまうあの曲だった。
『愛〜ひらめき〜』
 志道が、さちに初めて会った時、ひらめきを得て作った曲だった。
「泣いちゃった?」と、志郎は恵理の隣に座って言った。
「とても懐かしくて。この曲は子供の頃から聞いていて…」
「君が生まれる時ね、僕が助産院で弾いていたんだ。まだへたくそだったんだけど、その時は、なぜか練習して弾けるようになった曲じゃなくて、これが弾きたくて、ずっと繰り返して弾いていたんだ」
「だから、好きだったのかなぁ。これが一番好き。私のテーマ曲みたいに、何かの時に、頭の中でこの曲が鳴るの」
「父の月命日だよね、君の誕生日」志郎は言った。そして、今日も志道の月命日だった。
「うん、亡くなってひと月後に生まれたの」
「母は、この曲を聞くと今でも泣いちゃうんだ。だからいつもはあまり弾かない。でも、なぜか弾きたくなる時があるんだよね。そういう時は、きっと父が来ていて、母に聞かせたいんだと思う。この曲は父が作ったんだけどね、初めてこの場所で母に聞かせて、告白したんだって」
「…」
「恵理、君が好きなんだ」志郎はそう言って、微笑んだ。恵理の瞳には更に涙が浮かんでいだ。
24

キスとピアノと
告白の言葉。
言うことなしですね。

           
 


            
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思いがけなくも
志郎に告白されて
涙が止まらない恵理です★


「君も僕のこと、好きだよね?」
 恵理がその目を瞬(しばたた)くと、涙の粒が溢れて流れた。そして、頷いたようにも見えたが、ただ俯いただけのようにも見えた。
「嫌い?」
 恵理は慌てたように、かぶりを振った。
 志郎は、心から嬉しそうな顔をして言った。「ちゃんと答えてくれない?好きか、嫌いか、言ってよ」
 恵理が顔をあげて涙を拭おうとする手を、志郎がそっと掴んだ。彼はもう片方の手でその涙を拭いた。
「…好き」と、恵理はようやく答えた。
「なんか不思議だ。初めてのはずなのに、前にもこんなことがあったような気がする」志郎は言った。
 そして、恵理に笑い掛けると、「ありがとう」と言って、その何かわからない懐かしいような思いと一緒に、恵理を抱き寄せた。
「ようやく、捕まえたよ。これで安心だ」
 恵理は、急に思い出した。
 上京して初めて会った時、志郎が恵理の弟妹(きょうだい)の話か何かで、笑いが止まらなくなったことがあった。ひょうきんな人ではないが、笑い上戸なのかも、と、その時思ったのだった。
 さっき志郎を楽しませ、笑わせたという女の子に嫉妬すら覚えたのに、それは自分のことだった。
「かわいい子だったよ」と言っていた志郎の言葉を思い出し、顔がカッと熱くなった。
 志郎が幸せなのは、見合いの女性のせいなどではなくて、恵理が理由だった。また、恵理の気持ちを知ったから、そんなに余裕でいられたのだ。
 志郎の幸せは、つまり恵理の幸せ、恵理の幸せが彼の幸せでもある。
 愛されているというのは、どうしてこんなに胸がいっぱいなんだろう。それよりも、その人を思いっきり愛してもいいという、そんな幸せなことがあるのだと、信じられない思いだった。
 恵理がなかなか泣き止まなくて、志郎はあきらめて、またピアノに向かった。
「私、志郎さんのピアノ、好きよ」と、演奏を終えた彼の隣に立って恵理は言った。「生まれた時からあなたのピアノを聞いていたのね」
「ああ」
「私思うんだけど、さっきの曲」
「『愛〜ひらめき〜』?」
「うん。お母さんが泣いちゃうのは、お父さんが亡くなって悲しいってこともあると思うけど、きっと初めて聴いた時のことを思い出すからじゃないかな?」
「君みたいに、泣いたのかな、母さんも」
「うん。忘れられないよ、きっと。私もそうだと思うけど。嬉しくて胸がいっぱいで」
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亡き父が母に告白した
同じ場所で
やはり同じような
会話があるのは
気のせいではないようです。



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  治郎が亡くなった頃の家系図です
   物語は21年後になります



プロフィール
ほんままゆみ(本名:栗原まゆみ)
物心ついた時には、何かを読んでいました。物語は小学生、詩作は中学生から始めるも、世界平和と結婚の夢の前に、一物書きになる夢は横に置いて、気づけば元文学少女に過ぎない、おばさんになっていました。子の乳離れを期に小説を書き始め、その後ブログをはじめました。
ヨーロッパ滞在歴≒ボランティア歴ありの、三男一女の母。

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161 《最終章》 恵理の片恋3 満願成就1 ❀三月さくら2017❀  【三月さくらZ-4-4、5】



小説 ▼△三月 さくら待つ月
四月 しあわせの始まり△▼
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断られるのが
苦手だという志郎。
その理由は…★


 続けて、志郎は二年前に断られたというエピソードを話し始めた。
「かわいい娘(こ)だったよ。何か訊くとね、一生懸命まじめに答えてくれるんだ。で、にこって笑ってくれるから、てっきり好かれているんだと思った。
 それに、彼女の話が微笑ましくてね、僕も大笑いしてしまって…。とにかく楽しかった」
 そういう娘(こ)が志郎の好みなんだ、きっといい娘(こ)だったんだろう。
「次の約束をしたらね、その日は都合が悪いと言うんだ。真に受けていたら、なんとその日のその時間、彼女を見掛けてしまった」
「え」
「嘘をつかれたと思った。きっと断る口実だったんだって」
「志郎さんにそんなことする人がいるのね。それでどうしたの?」
「何にもしない、それっきりだよ」
「付き合っている人とかいたってこと?」
「さあ」
「確認しなかったの?」
「しなかった」
「それにわかるんでしょう、志郎さん、その人に好きな人とかいれば?」
「うん。会った時は、純粋な娘(こ)だと思ったんだ。おそらく彼氏もいないと思った。でも、僕を好きかどうかまでは分からないからね」
「そうなの?」
「自分のことばかりは、わからないんだ」
「そうなんだ」と言いながら、つい恵理は言ってしまった。「こっぴどく断られたというから、どんな話かと思った」
 そこまで話したとき、志郎は笑い始めた。可笑しくてたまらないというように、声を立てて、彼は笑い続けた。
 何が可笑しいのかわからない恵理は、きょとんとしていた。志郎がこのように笑うのを見るのは初めてかもしれなかった。
 いつも人を笑わせてばかりで、笑顔は絶やさない方だったが。
 彼の笑いは、周囲をほころばせる。ついついもらい笑いをしてしまいながら、恵理は尋ねてみた。「何がそんなに可笑しいの?」
「ちょっと思い出してね」まだ満面の笑みをたたえたままの志郎は言った。「何が可笑しいんだろうね。ただ何か楽しくて愉快なんだ。今、幸せだからかな。気持ちに余裕がある。今なら、あの時の彼女の気持ちも分かるしね」
「そう」
 彼が幸せだと聞くと、いいことなのに、心がチクリと痛む。彼の幸せは私の幸せと思えないのが寂しい恵理だった。
「とにかく断らないで」と、志郎は再びそう言うのだった。
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いよいよ最終章の
最終節です。
え、もしかして…★



第五節 満願成就


 その後も二人の会話は続いた。その間、志郎は、何度も笑い声をあげたし、恵理もだった。
 夜が更けて、店じまいをした“Jiro‘s Home”にやって来た。片付けをしているスタッフたちが、口々に挨拶してくれる。
 彼らの視線はいつもながらに気恥ずかしい。どうも彼女と思われているような気がする。『違うのに…』と思うが、訊かれてもいないから、弁明することもできず、恵理は今夜もそれに耐えるしかなかった。
 すぐにスタッフも帰っていき、最後に、初めて恵理がここに来た時案内してくれたスタッフ、──志郎の下でチーフと呼ばれているらしい──が、その日の報告をして帰って行った。
 灯りも一部を除いて消されてしまった。
「志郎さん、私、やっぱりもう帰ります」
「せっかくだから何か飲もう」
「…」
「急におとなしくなったね」
 緊張した恵理の様子を見ながら志郎は笑って言った。「なんで君をここに連れてくると思う?」
 そういえば、毎回、待ち合わせはここだ。今日は違ったが、食事の後、こうやって連れて来られた。
「君をみんなに見せたいからさ」
「…!」
「いつだったかチーフに『私は違います』って言ったんだって?僕は『大事な人が来るから』って予告しておいたのにさ」
 スタッフの視線の意味はそれだったんだ。でも、大事な人、とはどういう意味だろう。
「君も鈍感な人だね。滅多にナンパなんかしない人に、こう何回も誘われているのに」
「え?」
「何回二人で会ったと思う?」
「え、でもこれは東京見物…」
「じゃあ、マスターかおじさん、おばさんと行けばいいんじゃないの」
「みんな忙しいし」
「僕は暇に見える?店とホールの支配人をしながら、“星の家”を手伝ったり、平日の夜も週一で空けて、日曜日は他の誘いをすべて断っている」
「あの、だってお見合い…」と言い掛けた言葉は志郎の声にかき消された。
「誰にも言っていないけど、ピアノよりも仕事よりも打ち込むものができたんだ。時間があれば、それに投入したいんだ」
「…?」
「書きたいものがあって」
「…何か書いてるの?」
「うん、まあね。とにかく僕は暇じゃない」
「忙しいのにありがと」
 志郎はまたフッと笑って言った。「まったく君は…。お礼を言ってもらうためじゃなくてさ」
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